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おむつの背中漏れ対策とは?おむつの選び方や漏れてしまった時の対処法について

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おむつの背中漏れ対策とは?おむつの選び方や漏れてしまった時の対処法について

おむつの背中漏れがあると、赤ちゃんのお洋服を全て取り替えてあげなければいけません。

寝具も汚れてしまう可能性があり、寒い時期や夜間におむつ漏れが起きた場合は、ママやパパだけでなく赤ちゃんにも負担になるでしょう。

今回の記事では、おむつの背中漏れの対策や効果的なアイデアについてまとめました。

背中漏れに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

おむつの背中漏れが起きる原因の代表的な例

おむつの背中漏れが起きる原因の代表的な例

おむつの背中漏れが起こる原因には、次のようなものがあります。

原因を特定できれば、必要な対処も見えてくるでしょう。

背中に隙間ができる

おむつを正しくつけていても、赤ちゃんが背中を丸くするとおむつと背中の間に隙間ができてしまうものです。

特におすわりができる月齢になると、より背中の隙間が目立つようになるでしょう。

この隙間から、おむつ漏れが起こるのです。

おむつの付け方が正しくない

おむつは1日に何回も交換します。

ギャザーを立てる・ウエストのテープをしっかり止めるなどの動作が、毎回必ず完璧にできるとは限りません。

さらに、動きが活発になった赤ちゃんは、おむつ替えの時にじっとしていられないものです。

おむつの付け方が間違っていれば、背中に限らず股部分からも漏れが起こりやすくなります。

活発な脚の動きのせいでおむつがズレる

特に脚の動きが活発な子は、まだねんねの時期でもおむつがズレやすくなります。

バタバタと脚を動かす動作で、おむつが少しずつ下がってしまうのです。

おむつの形状・サイズが子供に適していない

おむつは、赤ちゃんの体重・体型・成長に合わせて見直さなければいけません。

小さ過ぎる・大き過ぎるどちらの場合も、おしっこやうんちが漏れやすくなるでしょう。

また、ハイハイやたっちが上手になった赤ちゃんは、テープタイプよりもパンツタイプの方がおむつ替えは楽になるだけでなく、赤ちゃん自身も動きやすくなります。

おむつの交換タイミングが遅い

おむつには吸収可能なおしっこ・うんちの限界量があります。

おむつが限界値を超えた時には、背中漏れが起こるでしょう。

特に夜間の背中漏れが多い場合は、夜間授乳のタイミング・卒乳後の場合は夜間の適切なタイミングでおむつ替えをすると良いです。

うんちがゆるい・下痢

低月齢の赤ちゃんは基本的にうんちがゆるいため、より背中漏れが起こりやすくなります。

また、月齢に関係なく赤ちゃんが下痢をしている時は、背中漏れをする確率が上がるのです。

おむつの背中漏れを防ぐ対処法

おむつの背中漏れを防ぐ対処法

おむつの背中漏れを防ぐためには、次の対処法が効果的です。

正しいおむつのつけ方を学ぶ

おむつメーカーで配信している動画や説明書を参考にして、正しいおむつのつけ方を学びます。

おむつ替えの方法を産婦人科で教わっていても、回数を重ねるうちに間違ったやり方が定着してしまうこともあるのです。

背中漏れが続く時には、一度おむつの装着方法を見直してみてください。

おむつのサイズを変える

体重と月齢と最適なおむつのサイズが必ず一致するとは限りません。

体型や赤ちゃんの活動によって、ぴったりのおむつが変わるのです。

他のサイズのおむつを試してみて、背中漏れが起こるかどうかを確認しましょう。

おむつの背中漏れを防ぐアイデア

おむつの背中漏れを防ぐアイデア

おむつの背中漏れに悩むママ・パパは多く、次のようなアイデアで漏れを防いでいます。

自分が取り入れやすいものを試してみてください。

母乳パット・ガーゼを背中に隙間に挟む

背中の隙間からおしっこ・うんちが漏れてしまう時には、母乳パット・ガーゼなどの柔らかく吸水性があるものを挟んで隙間を埋めます。

おしっこ・うんちが漏れる隙間がなくなることで、背中漏れを予防できるのです。

ただし、隙間を埋めるために使うものは、赤ちゃんが誤飲する可能性がないもの・赤ちゃんの肌に優しいものを選んでください。

おむつを背中側に少しズラす

おむつを通常の位置よりも少し背中側にずらして装着します。

特に夜間の背中漏れに有効です。

おむつをどの程度ズラすと良いのかという基準は、何度か実験をしながらぴったりの装着方法を探してみてください。

下痢の時は2枚重ねでおむつを使う

赤ちゃんが体調不良などで下痢気味な時は、おむつをはじめから2枚重ねで使います。

テープタイプの場合は片方を背中側にずらすと良いでしょう。

ただし、日中におむつを2枚重ねにすると、赤ちゃんの動きが制限される可能性があります。

夜間のみ・体調不良の時のみなどタイミングを限定して試してみましょう。

背中漏れしやすいタイミングはワンサイズ大きいおむつを使う

おしっこ・うんちが背中漏れするタイミングが決まっている場合は、その時だけワンサイズ大きなおむつを使うという手もあります。

背中漏れが起こりやすい代表的なタイミングは、次のようなものです。

  • 眠っている時
  • 活発に動き回っている時
  • ベビーカーやチャイルドシートに座らせた時

また、おむつ漏れしやすいタイミングがはっきりしていれば、おむつ漏れをしにくくする対策と同時に、漏れてしまった時に後片付けしやすくする対策もとっておきましょう。

まとめ

おむつの背中漏れに悩むママやパパは多いです。

背中漏れが続く時には、まずおむつの付け方・サイズを見直した上で、背中漏れを防ぐアイデアを試してみてください。

赤ちゃんは早いスピードで成長することから、一度効果的だったアイデアが翌月も使えるとは限りません。

必要な都度試行錯誤をしながら、赤ちゃんとママやパパの負担を減らせるようにしてください。

この記事の監修者

【監修者】順拓商事株式会社 鈴木卓也

鈴木卓也

会社名/役職
順拓商事株式会社/商品企画マネージャー/マーケティングディレクター              

子ども向け紙おむつの開発とブランド立ち上げを手がけ、マーケティング全般を担当しています。
機能性やデザインにこだわり、家族の日常をより快適にする商品作りを通じて、子育てを支援し、家族全体の生活向上に貢献しています。
お客様の声を反映させながら、社会に役立つ製品の提供を目指し、事業の成長とともに社会への貢献も大切にしています。