泣き声はまだ話すことができない赤ちゃんにとって大切なコミュニケーションの手段の一つです。
泣き声一つ一つにはさまざまなメッセージが込められており、それらを理解することは親にとって重要な仕事でもあります。
特にいつもと違う泣き方をしたときは、体調不良などのピンチを訴えている可能性もあるので注意が必要です。
ここでは、赤ちゃんの泣き方の種類やいつもと違う泣き方をする原因やその対処法を解説します。
これから出産を控えているプレママ、初めてのお子さんを育児中の現役ママ・パパはぜひ参考にしてみてください。
INDEX
赤ちゃんは泣くことで何かを訴えている
赤ちゃんは泣くのが仕事という言葉があるように、一日に何回も泣くのが当たり前です。
泣くことによって何らかのメッセージを伝えていることも多いので、「泣く=話をしている」と思って赤ちゃんの話に耳を傾けてみましょう。
赤ちゃんの泣き方には種類がある
赤ちゃんの泣き方にはいくつかの種類があり、それぞれに異なる要求や感情を示しています。
泣き声から赤ちゃんの要求を理解できれば、赤ちゃんのお世話をする親御さんも世話が楽になるでしょう。
育児に余裕が出てきたら、赤ちゃんの泣き方をよく観察してみましょう。
赤ちゃんの泣き方の種類
ここでは、赤ちゃんの主な泣き方を種類別に紹介していきます。
泣き方の微妙なニュアンスから、赤ちゃんの思いや要求を読み取ってみましょう。
眠たい・疲れた「アー」「オー」
赤ちゃんは眠たい時や疲れた時は「アー」「オー」という声で泣くことがあります。
疲れたら眠るのが赤ちゃんの基本的な生活ですが、なかなか寝付けなくてイライラしている時にもこのような泣き方をすることが多いです。
対処法
- 布団やベッドで寝かせて優しくトントンする
- 抱っこして優しく揺らす
- 子守唄を歌う
赤ちゃんによって眠りのスタイルが違うので、赤ちゃんが眠りやすい方法でスムーズに寝付けるようにサポートしてあげましょう。
お腹が空いた「ネー」
お腹が空いた時は大きな声で「ネー」と泣くことがあります。
激しく大きな声で泣いた時はお腹が空いている可能性があるので、ミルクや母乳を与えましょう。
お腹がいっぱいになるとご機嫌になって、泣き止むことが多いです。
対処法
- 母乳やミルクをあげる
お腹が減って泣いている時にミルクや母乳を与えると勢いよく飲むことが多いです。
逆に、泣いている時にミルクや母乳を与えても飲まない場合は、お腹が減っていない可能性が高いので、無理に飲ませないようにしましょう。
お腹が苦しい・痛い「エーン」
お腹が苦しかったり、体のどこかが痛かったりする時には、「エーン」という泣き方をすることがあります。
いつもより大きな声で力強く涙を流しながら泣いている場合は、このパターンを疑いましょう。
対処法
- 抱っこしてなだめる
- 痛がっているところを探す
- 便秘でお腹が苦しい場合は、綿棒かんちょうをしたりお腹をさすったりする
このような対処をしても泣き止まない時は、小児科を受診しましょう。
おむつが汚れた・不快感を感じす「ヘー」
赤ちゃんは不快な時に「ヘー」という泣き方をすることがあります。
例えば、おむつが汚れていたり、おむつがきつかったりして不快な時はこの泣き方をすることが多いです。
対処法
- おむつが汚れていないか確認する
- おむつがきつくないか確認する
- おむつが汚れている時は交換する
げっぷをしたい「エッ」
赤ちゃんはげっぷをしたい時に「エッ」という泣き方をすることがあります。
赤ちゃんは母乳やミルクと一緒に空気を飲み込むことが多いため、げっぷをよくしますが、まだ一人では上手くできません。
この泣き方をした時は、げっぷがうまく出るようにサポートしてあげましょう。
対処法
- 縦抱きをして背中をさする
- 縦抱きにして背中をトントンする
怖がっている時
赤ちゃんが何かに怖がっている時には、目を見開いた状態で大泣きします。
爆発したように大きな声で泣いている時は、何かに怖がっている可能性があると思っておきましょう。
対処法
- 抱っこして優しくなだめる
- 背中をさすって落ち着かせる
怒っている時
赤ちゃんは何かに怒っている時にも泣くことがあります。
目を大きく見開いて手足をバタつかせながら大声で泣いている時は、何かに怒っている可能性があると思っておきましょう。
対処法
- 怒っている原因を探る
- 怒りの原因を取り除く(暑い場合は涼ませ、寒い場合は温める など)
- 抱っこして優しくなだめる
このように、赤ちゃんはいろいろな原因で泣きます。
原因によって泣き方が微妙に違うので、そのニュアンスから泣いている原因を探っていきましょう。
毎日赤ちゃんと接していると、自然に泣いている理由が分かるようになることもあるので、焦らず関係性を築いていくことが大切です。
いつもと違う泣き方をした時の対処法
体調が優れない時やいつも以上に機嫌が悪い時はいつもと違う泣き方をすることがあります。
いつもと違う泣き方をした時は以下のような対処をしてみましょう。
体温を測る
まずは、熱を測ってみましょう。
赤ちゃんは体調が悪くなるとすぐに熱が上がることが多いです。
熱がある時は、他の症状が出ていないか確認しましょう。
全身状態を確認する
服を脱がせて発疹が出ていないか確認しましょう。
肌がかゆい時や痛い時にも泣くことがあります。
発疹が出ている時は、小児科を受診しましょう。
お腹が張っていないか確認する
便秘やお腹にガスが溜まっている時も苦しくて泣くことがあります。
長い期間ウンチが出ていない時は、綿棒かんちょうをするなどして排便を促しましょう。
それでも治まらない時は、小児科を受診しましょう。
外に出てみる
赤ちゃんは不機嫌な時にも泣き止まない時があります。
そんな時には外に出て風に当たってみましょう。
外に出ると気分が変わって泣き止むことがあります。
泣き止まない時の受診目安
赤ちゃんが泣き止まない時は体調不良や何らかの病気になっている可能性があるので、受診が必要なことがあります。
以下のような症状がある時は病院を受診するのがおすすめです。
<様子を見て病院を受診すべき>
- 熱があり元気がない
- 下痢・嘔吐をしている
- ミルクや母乳を毎回吐く
- 皮膚がかぶれている
- 皮膚に発疹がある
<急いで受診すべき>
- 母乳やミルクを飲めない
- ぐったりとしている
- 下痢・嘔吐が止まらない
- 血を吐いた
- 血便が出ている
- 顔色が悪い
- 足の付け根部分が腫れている
このような症状がある場合は、できるだけ早く受診しましょう。
泣き止まない時に注意するポイント
泣き止まない時は心配になって赤ちゃんを抱っこして揺らすことがあります。
しかし、激しく揺らしすぎるとかえって体調が悪くなることがあるので、優しく揺らしてあげるようにしましょう。
親御さんが落ち着いて対応することで、赤ちゃんが落ち着いて泣き止むことも多いので、焦らず対応することも大切です。
まとめ
赤ちゃんは泣くことで感情やメッセージを伝えています。
喋ることができない赤ちゃんにとって泣くことは大切なコミュニケーションの一つです。
泣き方によって伝えたいメッセージが違うので、よく観察して赤ちゃんの思いを受け取りましょう。